電気工事士と伐採工事。
この2つについて、多くの方は関係がないと思われるかも知れません。
でも、実は電気工事士にしかできない伐採工事があったり、なかったり?
ここでは、当社が手掛ける伐採工事について少しだけご紹介します!


道路を使用して伐採工事を行う場合、所轄警察署に道路使用許可証の申請を行う必要があります。 その他にも、電線の近くで伐採工事をする場合には所轄の電力会社に連絡したり、ガス会社の設備(ガバナーステーション等)付近での作業では、所轄のガス会社に立ち合いを依頼したり。 ホクエイ電設では、そういった手続きを含め、その他の手続きも事前に行うことで、安全でトラブルのない伐採工事を実現しています。




電線の近くで伐採作業を行う場合、ブームとの離隔距離に応じて電線の防護をしてから作業することで、感電や地絡災害を防ぎ安全に作業することができます。 ホクエイ電設には、電気工事士の資格を持つスタッフがたくさん在籍しているため、他社で断られたような電線付近の伐採も安全に作業することが可能です。


伐採木の処分は、定められた処分場で処分することが法律で義務付けられています。 処分場までの運搬も、産業廃棄物運搬許可証が必要なので、資格のないまま運搬し処分することはできません。 これらの資格を有するホクエイ電設では、伐採木の運搬処理も確実に行うことで、地域との共生を重視した伐採を行っています。


5t ~ 120 t 超までの大型ラフタークレーン車や、地上高 27 m の高所作業車による伐採工事も行っているため、直径 100cm を超える巨木の根切り伐採も対応しております。


作業車が入れない場所では安全帯や命綱を装着して作業します。 同じ形の木は2つとない伐採工事では、重心位置や切り方も毎回違うことになるので、熟練のスタッフが重心を見極めて切る位置や伐倒方向を選定し、退避する場所を考えながら安全・確実に伐採する必要があります。


台風災害で倒れてしまった倒木は、加工されて地域住民の憩いのベンチに。 数年間もの間、街に台風災害の爪痕が残る中、地域再生の願いも込め、倒木もベンチに生まれ変わります。


また、環境の面から見て、処分される伐採木もできる限り再利用したいところ。 ホクエイ電設では、チップなどとして再利用できる処分場と取引することで、環境にやさしい伐採を心掛けています。


大量の特殊作業車を保有する当社は、多種多様な伐採工事に対応可能です。 しかし、最終的な強みとなるのは、やはり「人」です。 ホクエイ電設では「人」を最重視し、重機の入れない場所を含むすべての現場で、伐採作業を安全にこなせるよう、「人」に投資し育成する方針を50年間にわたり貫いています。
お客様をはじめ、社員本人や社員の家族、仲間業者からライバル業者に至るまで、出会ったすべての「人」を大切にするホクエイ電設の方針は、今後も変わりません。

